症状の似てる痛風と偽痛風!違いところは?

痛風と良く似た病気に「偽痛風」という病気があるのを知っていますか?あまり耳にされた事のない病名かもしれませんが、比較的起こりやすい多発性の関節痛を起こす病気とされます。

偽痛風は、痛風と同様に関節炎が主な症状ですが、原因や治療方法などに違いがあります。痛風と偽痛風の違いを、具体的に見てみましょう。

Ⅰ・原因

痛風と偽痛風では、そもそもの原因が異なります。

痛風は、血中の尿酸値が上昇し関節液内に尿酸ナトリウム結晶が発する病気ですが、偽痛風は、ピロリン酸カルシウムの結晶によって起こる関節炎です。

Ⅱ・男女の差

痛風の発作は“95%が男性に起こる”と言われているほど男性の病気といった印象ですが、なので女性で症状が出ている場合は先に偽痛風を疑う方が可能性は高いかもしれません。痛風の患者さんが100人いたら男性は98人で女性は2人くらいです。でも偽痛風の患者さんに男女差はありません。

Ⅲ・起こりやすい年齢

痛風は30~50歳の男性が症状の出やすいピークの年齢ですが偽痛風の場合は60歳以上の高齢者になってから症状が出ることが多くなっています。

その要因ははっきりとわかっていませんが加齢によってすり減ったりして傷ついた軟骨に結晶が沈着しやすくなっているのではと言われています。

Ⅳ・起こりやすい場所は?

痛風は足先の指の関節に起こりやすいです。偽痛風は膝関節に起こりやすい点が違います。

痛風の発作は、足の親指が最も発生数が多くおよそ6~7割の人が足の親指に症状が出ます。

しかし、偽痛風の発作は膝に発生することが多くおよそ7割の人が膝に症状が出ます。

ただ、痛風であっても膝に出ることはありますし、偽痛風も足の指などその他の関節に出ることはあります。

偽痛風の特徴として“膝などの大きい関節に出やすい”ここは一つのチェックポイントです。

Ⅴ・診断法

痛風は血液検査で尿酸値が上がりますが偽痛風は尿酸値が上がりません。これは原因物質の違いからです。

偽痛風を診断するにはレントゲン撮影をして、関節液の中にピロリン酸カルシウムがあることで診断できます。

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